
そういや、1、3、4作は聴いていたけど、これは抜けてたな。と、あいかわらずしょうもないのですが、Crowded House 1988年のセカンドアルバム "Temple Of Low Men" です。
プロデューサーはデビューアルバムと同じく Mitchell Froom か。同じころ、Richard Thompson 翁の作品も手がけてましたね。最近聞かないけど、健在なのだろうか?
ほぼ前作の延長線上にあるといっていいでしょう。双子みたいな感じです。
万人に愛されそうな秀逸なメロディ、音もあくまで正攻法なんだけどありきたりではない。ヒットチャートにも似合うポップな音楽だけど、売れ線というのとは違う。職人的にていねいに考えられて作られているけど、マニアックというのとも違う。今、比較の対象として頭に浮かんだのは XTC でしたが、あんなに曲をいじりまくってる感じではないし。
でも、さり気なく「変な感じ」が少〜しあるのもいいですね。ボーカルの Neil Finn はマッチョではなく、優しく素直な声質だから、なおのこと、ちょいとひねった方が歌が映えます。
これもまた、末永く聴ける良作。
今日の音楽 ー "Crowded House"