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開店休業の記

今日の音楽 ー 変わらなくてもいい

Departure And Farewell

 気がついたら5年ぶりじゃないか。HEM です。2013年発表のアルバム6作目で現在のところ最新作でもある "Departure And Farewell" を聴きました。

 以前に聴いたのはデビューアルバムの "Rabbit Songs"(2002年)で、間の作品は一っつも聴いていないという。珍しいパターンだ。"Rabbit Songs" は良作だとは思ったんですが印象強烈というものでもなかったので、いろいろ他のものを聴いているうちに、ちょっとどっかにやってしまって・・・、去年末から今年初めにかけて行った手持ち全CDのハードディスク収納作戦の過程で再発見したと。

 10年以上間隔があいているので、さてどのような変化があったのか? 聴き比べてみました。

 う〜ん、基本的なところは意外なくらい変わっていませんでした(笑)。

 フォーク/カントリーを基盤にしつつクラシック系管弦楽器やピアノを多用する、上品で洗練された現代ポピュラー音楽という趣きです。

 デビューアルバムのメンバーは4名でしたが、本作のクレジットを見ると8名の大所帯になっています。しかし、ほとんどの曲をピアノの Dan Messé が書いているのも、ボーカルの Sally Ellyson の声や歌い方も変わりなし。

 強いて言うなら10年選手の余裕が感じられます。デビューアルバムで感じられた室内楽的雰囲気や緊張感がゆるんで、良い意味で少しラフになったといいますか。ゆるくなりすぎて平凡なアメリカンポップスなってしまう手前でうまくバランスを取っているようでもあります。

 これも良作。休みの日のくつろいだ一時に。