メニュー 蕭寥亭 検索

開店休業の記

今日の音楽 ー カバーがよいだけに・・・

Blind

 昨年末から今年の初めにかけて展開された音楽収納計画のため、ずっと聴いていなかったCDを何十枚も棚の奥から久し振りにひっぱりだす機会がありました。

 棚の奥にしまいこまれていたということは、つまり、それほど印象に残らなかったCDということなんですが、この機会にあらためて聴いてみるとけっこうよかったりして、「この人たちの他の作品も聴いてみようかな」と思うのがいくつか出てきました。

 そおいう事情で買ったのが、The Sundays の "Blind" 。1992年のアルバムですね。

 前作の "Reading, Writing And Arithmetic" を持っていました。でも、これもマヌケな買い方したんだよな・・・。

 前回の The Replacements の "Stink" もそうでしたが、同じく2枚目の本作もデビューアルバムを踏襲する内容となっています。清涼感ある演奏・ボーカル。それはいいんですが、印象的なメロディの不足という問題点も踏襲してしまったような・・・。

 そうだよな・・・。全体としてそれなりに高品質な作品より、アルバムとしては凡庸でも1曲だけ時々無性に聴きたくなるのがあるCDの方が、収納の配置上はどうしても手前に来るから・・・。それで "Reading, Writing And Arithmetic" はいつのまにか棚の奥に行ってしまったんだよな・・・。

 本作も、自作曲がなんというか「とりとめのない」メロディばかりで印象が薄く、アルバムを通して聴いた後にどんな曲があったのか思い出せないという・・・。音は好みなので、余計残念。

 かなり厳しめの評価になりましたが、それというのもアルバム最後の曲、The Rolling Stones の "Wild Horses" のカバーが素晴らしくよかったから。

 ドラムが抜けてさらに簡素になった演奏。空の彼方へ願いを託すような歌。美しい。

 The Flying Burrito Brothers も同じ曲をカバーしていて、そちらもいい感じだったんですけど、こちらはさらにその上を行きます。

 この曲とか "Angie" とかバラード系の Stones はもともと好きじゃないんですが、このカバーはほんとに素敵で、Stones から没収して The Sundays に引き渡したいくらい。

 それだけに自作曲の弱さが惜しまれます。魅力あるバンドなのになぁ・・・。