
この前、R.E.M. のリマスター+ボーナストラック付再発作品をご紹介しましたが、そのCDと同時に The Replacements の同様の再発盤も買っていました。「 R.E.M. 買うなら The Replacements もだよね♪ The Alarm はもうボックスセットで買ってあるしさ。」ってことで。80年代非主流ギターロック回顧編みたいな展開ですが。
The Replacements 。 アメリカはミネソタ州ミネアポリスにて、Paul Westerberg(ギター・ボーカル)、Bob(ギター)と Tommy(ベース)の Stinson 兄弟、Chris Mars(ドラム)により1979年に結成されました。
Paul Westerberg は、それ以前に所属していたバンドではボーカルをとっていなかったけど、Sex Pistols に感化されて、新しくバンドを作って歌ってやると決意したんだと言ってます。
で、デビュー作がこれ、1981年の "Sorry Ma, Forgot To Take Out The Trash" です。訳すと「母ちゃん、ゴメン、ゴミ出すの忘れた」です・・・、素敵だ(爆笑)。
そして音は・・・、どパンクです。以上。
ボーナストラックが13曲も追加されて31曲も入っているんですが、収録時間はたった65分弱。本編とボーナストラックのデモ曲・アウトトラックの間に質的な差が感じられない・・・(笑)。"Johnny's Gonna Die" やボーナストラックのラスト2曲なんかは後年の Paul Westerberg がうかがえるような作品ですが、そこらを除くとねえ・・・、こういうのに興味がない人にとっては、ほぼ全曲同じに聴こえるでしょう。
「音楽性? バラエティ? そんなモン、××××だっ!!!」(伏せ字部分にはお好きな言葉をお入れください)
そういうことらしいです。
"I Hate Music" なんてタイトルの曲があったり、別の曲には「これは20分で書いた」なんてコメントがついていたり、とにかく「らしくて」、なんだか嬉しくなってきます。
これはこれでわたしはけっこう好き(笑)。