再び MONO を。今回は旧作。2004年の "Walking Cloud And Deep Red Sky, Flag Fluttered And The Sun Shined" です。
この次の "You Are There" 同様、Steve Albini のプロデュースで Susan Voelz が参加しています。音も姉妹作と言っていいくらい、近いものです。
轟音で空間を塗りつぶすような場面と少ない音数で余韻を聴かせるような場面が交互に現れるような作品ですが、後者の方が印象に残ります。幸福だった子ども時代を回想するようなメランコリックな雰囲気が。逆に轟音はありますがそれを目当てに聴く作品ではないような気がします。
良作。