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開店休業の記

昨日のDVD

借りぐらしのアリエッティ

 姪が「思い出のマーニー」を気に入ったようなので、監督が同じ「借りぐらしのアリエッティ」をDVDで一緒に観てみました。

 スジはこちらも省略。

 新聞・雑誌等の紹介記事風に書けば、「病弱な少年と療養先の家に隠れ住む小人の少女の交流」とかいう感じになるのでしょうが、なんか変だぞ、この映画。

 こういうファンタジー系のアニメなら、かわいく描かれているのが定番のネコやタヌキといった動物たちが全然かわいくない。カラスなんか、ほとんど怪獣。

 そのくせ、コオロギとかダンゴムシとかには愛嬌がある。なんで?

 主役の少年はなんか気色悪い感じだし、敵役の家政婦さんに至ってはもはや妖怪・・・。

 もう一人の主役・小人の少女アリエッティはタイトルにもなっているのに、実は印象が希薄。その代わりというのかなんというのか、アリエッティのお母さんがさり気なく乙女で古典的なヒロインっぽい(絵的にはそれなりに齢がいっているように描かれていますが)。

 その違和感がおもしろかったとも思いますが、どうしてこうなった?

 去年、やはり姪と観た「風立ちぬ」は監督の趣味丸出しとしか思えない作品(つーか、堀越二郎と堀辰雄を合体なんていう強引な企画は、「あの」宮崎駿でなければ通らないのでは?)でしたが、「マーニー」・「アリエッティ」両作の監督・米林宏昌はどこか屈折しているというか、おおげさにいえば倒錯したところがあるような・・・。

 ウチの姪もほぼ同意見でしたが、「そこがいいんだ!」と言っていました。だいじょうぶか、ウチの姪・・・。