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開店休業の記

今日の音楽 ー アイルランド移民のアメリカ

Shamrock City

 これは久しぶり、アイルランド系アメリカ人のフォークバンド Solas です。去年(2013年)に出た "Shamrock City" です。

 本作は一種のトータルアルバムといいましょうか、アイルランドからアメリカにやってきて鉱山労働者として働く男とその家族がテーマになっています。通算11枚目の作品とのこと。

 わたしが彼らの作品で以前聴いていたアルバムは、デビュー作・1996年の "Solas" でした。それから17年後の作品だけに、当時のメンバーで残っているのはリーダーの Séamus Egan とフィドルの Winifred Horan だけになっています。また、"Solas" ではすべて伝承曲の演奏であったのに対し、本作ではオリジナル中心になっています。

 "Solas" がまるっきりアイルランド的であったのに対し、本作はよりアメリカ化したというか、アイルランド音楽を源流に持つというオールドタイムやさらにカントリーやブルーグラスへの展開が感じられる演奏になっています(実際、アフリカ系のオールドタイム・ミュージック・グループ・Carolina Chocolate Drops の Rhiannon Giddens が参加しています)。

 どこかロックな(?)"Tell God And the Devil" が好き。"High, Wide, And Handsome" もかっちぇー。これも良い作品です。