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開店休業の記

昨日の映画

ネクスト・ゴール!

 水曜は割引だというので(また、そんなんかい)映画を1本観てきました。「ネクスト・ゴール!」、ドキュメンタリーです。

 1994年の初公式戦以来30戦全敗(その間の失点が200以上・・・)で10年以上にわたってFIFAランク最下位、加えて2001年のオーストラリア戦では0対31という途方もないスコア(国際Aマッチ史上最大得点差)で敗れるという、ある意味記録ずくめのサッカーチーム・アメリカ領サモア代表の勝利への挑戦を追った作品です。

 映画の冒頭では、その記録的(文字通り)なオーストラリア戦の映像が流れます。その時のゴールキーパーはこの試合を夢に見てうなされるようになってしまったそうで・・・、まさに悪夢でトラウマ。平均3分弱に1本シュートを決められりゃ、そうなっても不思議ではないよね。特にゴールキーパーなら。

 人口が約5万5千人しかいなくて(わたしが住んでいる市よりも少ない)、選手もアマチュアだけなら負け続けるのもしょうがないかと思うのですが、「それでもやっぱり勝ちたい」という気持ちに突き動かされて苦闘を続ける選手・関係者の姿には感じるものがあります。

 初先発の選手が入場の際に唇を噛み顔をこわばらせているシーンでは、緊張がありありと伝わってきます。ドキュメンタリーならではの臨場感ですね。

 逆にドキュメンタリーだけに(低予算っぽいし)絵的には特に目を引くところはありませんし、いじりずらい素材でもありますしね。演出しまくったらドキュメンタリーじゃなくなるし(笑)、観ようによっては平板に感じるかも。

 でも、わたしが観終わった時に感じた後味はとても良いものでした。ワールドカップ・ブラジル大会開幕直前のこの時期に観るにふさわしい映画ではないかと。

 そうそう、アメリカ領サモア代表のウォークライはめっちゃかっちぇー!! 声に関しては日本代表の数十倍、いいぜ!