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開店休業の記

今日のDVD

マルコムX

 今回はDVDで映画。1992年公開のアメリカ映画「マルコムX」です。攻撃的な黒人解放運動で知られる活動家・マルコムXの生涯を追った作品です。

 原作にあたる「マルコムX自伝」(本人と1970年代にベストセラーとなった「ルーツ」の作者・アレックス・ヘイリーの共著)をもう10年くらい前に読んでいまして、その強烈な内容に衝撃を受けたことをおぼえています。それでいつか映画も観たいなとは思っていたのですが、ようやくです(苦笑)。

 基本的に「マルコムX自伝」の記述に沿った内容・展開で、3時間超の長い作品ですが、密度が濃く、冗長さは感じません。

 主演・マルコムX役には若き日のデンゼル・ワシントン。実際のマルコムXそっくりでかっこいいです。ほんの少しですが、先ごろ亡くなったネルソン・マンデラも登場します(!)。

 現代日本に生きているとなかなかピンとこない、マルコムXの生きた時代のアメリカ黒人が置かれた立場やその風俗が鮮やかに描かれていて、映像の力を感じます。音楽もよい。終盤に流れるサム・クックのア・チェンジ・イズ・ゴナ・カムがしみます。