今回は半端なブツではございません。Joni Mitchell の "The Studio Albums 1968-1979" 、デビュー・アルバムの "Song To A Seagull" から 1979年の "Mingus" までの10作をつめこんだ強力ボックスセットです。これ、わたし、2136円で買っちゃったんですけど・・・。こんな価格設定でホントによろしいんでしょうか、Joni 様?
ベスト盤を聴いた時も思いましたが、とにかく高品質。1枚挙げろといわれれば、やはり傑作とされる1971年の4作目 "Blue" かなとは思いますが、他の作品もこれに遜色ない仕上がりです。デビュー作のアコースティックギター弾き語りにしてもジャズに向かった70年代後半の作品にしても。
そして激動の時代に発表された作品を集めているにもかかわらず、ロックライブ的熱狂はまったく見当たりません。そこにむしろ彼女の意志を感じます。
かといっておんなじことばかりやっていたわけではなく音楽スタイルは変化しているのですが、それでいて浮ついたところはちっともなく、その落ち着きと長期に渡って高水準を保ち続けたことがかえってさらなる商業的な成功を妨げたんではないかと思うくらいです。
あんな値段で買ってしまって申し訳ない。