今回は英国の鬼才といわれるシンガー・ソングライター Roy Harper に挑戦。2005年の2枚組ベストアルバム "Counter Culture" です。
この人は一般的人気はあまりないのですが、同業者には敬愛されていることで知られ、本作収録曲のゲスト参加者も Jimmy Page 、Bill Bruford 、David Gilmour 、Kate Bush ら大物が多数参加。おおっ、Ronnie Lane も "Cherishing The Lonesome" に参加しているじゃないですか! Ronnie Lane のバンドにいた Henry McCullough や Plainsong の Andy Roberts の名前もあります。
ということで期待して聴いてみたのですが、よくわからん・・・(無念)。
音はシンガー・ソングライターらしいシンプルなものが中心ですが、アメリカのシンガー・ソングライターのようなスコーンと突き抜けた明快なものではなく、どこかドヨーンとよどんだ重苦しさが感じられるのが特徴。英国トラディショナル的といいましょうか。
こういうタイプは歌詞が重要な場合が多いのですが、残念ながら歌詞はついていませんでした。せっかく日本盤買ったのにさ・・・(なぜか解説の訳はあり)。
強いて言えばフォーク系の人なのですが、それにしては長めの曲が多いのが珍しい。収録25曲中11曲が5分超で、一番長いのは19分13秒・・・、ってプログレかっ!