
今月来日するということなので Paul Brady 関係の作品なぞ。アイルランドのフォーク・ミュージシャン Andy Irvine と組んだ1976年の "Andy Irvine Paul Brady" です。
情報が少なくてはっきりしたことは言えないのですが、収録曲のほとんどが伝承曲のようです。ギター、マンドリン、フィドル、ティンホイッスルといったアコースティック楽器によるごくシンプルな演奏で、後年の Paul Brady のようなロック/ポップ色はまったくなく、フォーク/トラディショナル作品と考えてください。
ボーカルは曲ごとに二人で分け合い、Andy Irvine は髭面に似合わずいかにもフォーク系の語りかけるような優しい声で、Paul Brady は聴き手の方に一歩踏み込んでくるよう。わたしはやっぱり Paul Brady の歌の方が好きですね。
"Arhtur McBride" が良いな。
今日の音楽 ー "Welcome Here Kind Stranger"