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開店休業の記

先週の買い物

 今まで自室でテレビを見るにはPCのテレビキャプチャーボード( GV-BCTV5/PCI )を使っていたんですが、古いものなんで当然地デジに対応しておらず、じゃあ地デジ対応の新しいのを買おうかと検討したんですが、地デジというのがまた変な規格なもので Linux で見るのは難しい。あきらめてPCとは接続しないモニタ直結の地デジチューナーを買うことにしました。PC上では見ることができなくなりますが、逆にいえばPCを起動しなくても見られるようになります。前向きに考えよう。

 ネットで調査して値段・機能が手頃なアイ・オー・データの HVTR-BTL に決め、見つけた範囲で一番安かった(6,780円)ネットショップですぐ買おうとしたのですが、思いとどまって一応現物を見てからにすることにしました。で、先日勤め帰りに某大型電器店へ偵察に行ったら、6,480円で売っていました。しかも10%ポイント付き。ありゃりゃ。あんまりネットばかりアテにするもんじゃないですね。もちろん買って帰りました。

HVTR-BTL

 選択のポイントは、ウチのPCのモニタの空いている D-Sub 端子が使えること。3,000円前後の安いチューナーにはついていないことが多いようです。

 設置は簡単で、本体に B-CASカード挿してアンテナとモニタをつなぐくらい。最初に電源を入れた時はチャンネル設定などの初期設定が必要になりますが、画面の指示に従って進めていけばいいだけなので難しくないです。終わればすぐ見られるようになります。

 画質はアナログの D-Sub 接続なんであまり期待していませんでしたが、けっこうきれいです。あまりテレビを見ないわたしにはこれで十分。

 USBのディスクをつなげば録画もできます。説明書には「動作確認済みハードディスクが必要です。」とありますが、プリンストンのUSBメモリ32GBで試してみたらあっさり録画できました。保証はないので、あくまで参考まで(なお、EeePC701SDのおまけでついてきた30GBの携帯ハードディスクでも録画できました)。

 最初に使うときにはディスクがフォーマットされます。ディスク全体がフォーマットされるので、既存のデータは消去されます。ご注意。

 フォーマットは独自のファイルシステムが使われるようで、Ubuntu ではマウントできませんでした。従って、ディスクを他の用途と兼用することは無理のよう。録画ファイルをコピーすることももちろんできないので、ディスクがいっぱいになったら、新しいディスクを用意するか録画データを消して空きを作るか、ということになり保存目的には向きませんが、自分が見られない時間帯の番組を録画したいだけ、見たらすぐ消してもかまわないという使い方(わたしのような)なら間に合います。

HVTR-BTLの番組表

 録画は1週間分の番組表から予約できます。ちなみにフォーマット直後の32GBのUSBメモリでは、録画可能時間は3時間14分と表示されました。10GB≒1時間くらいなんですかね。