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開店休業の記

今日の音楽 ー ケレン味、いっぱい

輪廻交響楽

 今回はちょっと変わった音楽を。芸能山城組、1986年のアルバム「輪廻交響楽」です。

 芸能山城組は科学者でもある山城祥二を指導者として、合唱と電子音を軸にインドネシアやブルガリア等の民族音楽や仏教の真言、その他諸々の要素に組み合わせた特異な音楽表現を行う集団として知られています。ヒットチャートを席巻したとかいうことはありませんでしたが、80年代にはその先鋭的な音楽性が一般的なポピュラー音楽に飽きたらない層に評価されていた、という記憶があります。ちょっと当時を思い出すことがあったので、買ってみました。

 発売から26年が経ち、現在ではそうした試みは特に珍しいとも感じられない状況になっているため(そうなったのも彼らの存在があったから、かもしれませんが)、発表当時に聴いていれば感じたかもしれない衝撃はありませんでした。

 とはいえ、やはり個性的です。おどろおどろしさに満ちているけど下品には堕ちない妖しい音楽になっています。物語性のあるゲーム音楽、という風にも聴こえます。ん? 逆か。むしろゲーム音楽に影響を与えた側か。