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開店休業の記

今日の映画

ヒューゴの不思議な発明

 お正月以来の映画です。今回はかなりメジャー。「ヒューゴの不思議な発明」です。

 舞台は第一次世界大戦後のフランス。おじのもとで駅の時計の調整係をさせられている孤児のヒューゴ。彼は父の遺志を継いで謎の自動人形を修復しようとしている。ある日、その部品を集めるために駅のおもちゃ屋でおもちゃを盗もうとしたヒューゴは、店主の老人に捕まってしまう。その老人に父の遺品のメモを取り上げられたヒューゴは、返してもらおうと帰宅する老人を追って家までついていくが返してもらえない。途方にくれるヒューゴにその家の本好きの娘・イザベルが協力を約束して・・・。

 最初は異世界と魔法の子ども向けベッタベタのファンタジーかと思って観ていたのですが、後半になると草創期・サイレント時代の映画への愛情を物語にしてみました、という内容になっており、ちょっと意表をつかれました。といってお話がチグハグになっているということもなく(ご都合主義っぽいところはありましたが)、映像は美しく、わたしは十分楽しめました。

 しかし、小学生ぐらいの子どもでは後半はあまりおもしろくないような気がしますし、逆に後半の展開に共感できる年代はいかにも映像技術優先の現代ファンタジー映画的な装いを敬遠しそうだし、客層が難しいのでは、と感じる映画でもありました。