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開店休業の記

今日の音楽 ー 確かにサロン向き

Sleepless Sheep

 またよく知らないのを買ってしまった・・・。Salon Music の "Sleepless Sheep" です。

 名前だけはずいぶん前から知っていたんですけどね、しかし、すでにいつどこで知ったのかは最早全く記憶にない・・・。

 Salon Music は日本人男女二人組で、結成は1980年。ってことは、もう30年以上やっているわけね。日本のユニットですが、歌詞は全部英語。

 初めて聴いたのですが、1980年代デビューというのが「ああ、なるほど」と納得できるような音ですね。80年代的オシャレポップの系統をひいているというか。都会の音楽だよね、これは。アコースティック寄りの音でフォークっぽいところもあるんだけども、フォーク的な開放感や素朴さ、田舎っぽさは皆無でむしろサイケっぽいかも。作りこんだ室内楽のような感触が強いです。情動抑えめ・ささやき系ボーカルを擁するアコースティック路線型 XTC つーか。あえて雄大さは犠牲にし、過剰なまでに隅々まで神経を使って制作する、そうせずにはいられない、ってな感じは、やはり日本人の業なのか(笑)。

 それと、なぜか去年聴いた The Pains Of Being Pure At Heart を思い出してしまいました。そういや、あれも80年代的な音だったな。

 わたしの好みとは違う音ですが、高品質なのは確か。