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開店休業の記

今日の音楽 ー 歌心ならぬギター心あり

Wheels Within Wheels

 Rory Gallagher 、CD1枚持ってますけど特に好きだったわけではないんです。ただ、以前ラジオでかかったこのCDの曲(どれだったか、もう忘れました・・・)が記憶に残っており、たまたま先日ネットで安売りされているのを見たので買ってみた、という程度です。すいません。

 と、あやまってみたくなるような経緯ですが、聴いてみました、2003年、彼の死後に出た "Wheels Within Wheels" です。収録曲の制作時期は1974年から1994年までと、かなりバラけています。内容はアコースティック曲を中心にした未発表曲集で、伝承曲も何曲か含まれています。

 フォーク・アンド・ブルース! 安直に形容するとそんな感じ。

 聴きどころはやっぱり彼のギター。流麗とも洗練されているとも思いませんが、というか、その逆。無骨でちょっと野暮、でも実直で表情豊か、アコースティックでも熱血を抑えきれないという音。アルバムタイトルと同名の "Wheels Within Wheels" には、だれもが「好漢だった」と言う Rory の人柄がしのばれるような優しさがあふれています。

 アルバムの性格上、本来は長年のファン向けで Rory Gallagher 未聴の人がいきなり買うようなもんではないでしょうが、それを考慮に入れても捨てがたい佳品でもあります。