また和製ポストロック挑戦編です(まだ続くと思います)。
今回は MOUSE ON THE KEYS の2009年のアルバム「an anxious object」を。
キーボード3人編成という変わったグループで、もちろん音の中心はキーボード・ピアノ・・・、なんですが妙にドラムがでしゃばるな・・・。それにこの感触はどこかで聴いた覚えが・・・、と思ったら先月聴いていた toe のメンバーが絡んでいるらしいです。道理で。
一応世間的にはポストロック/インストロックに分類されているみたいですが、もろにロックという曲は1曲ぐらいかな。むしろジャズ的、あるいは環境音楽的に聴こえますね、わたしの腐った耳には。ロックの分類なんてそもそもテキトーで便宜的なものですから、アテにするもんでもないし。そう、定義がないのがロックさ! ・・・って、今、ものすごく恥ずかしい発言をしたような・・・。
音数は抑えめ、研ぎ澄まされ引き締まった演奏。質は高いと思う一方で、無機的でどうも自分には「取っ掛かり」がないなとも感じた次第。
今日の音楽 ー "the book about my idle plot on a vague anxiety"