お正月に合うのかどうかは不明ですが、いってみましたカントリーロック。The Flying Burrito Brothers の "Hot Burritos! The Flying Burrito Brothers Anthology 1969–1972" です。これは彼らの1〜3作アルバムである1969年の "The Gilded Palace of Sin" 、1970年の "Burrito Deluxe" 、1971年の "The Flying Burrito Brothers" にボーナストラックを追加した都合43曲てんこ盛りお買い得2枚組編集盤です。
The Flying Burrito Brothers といえば、1967年に中途加入した The Byrds を "Sweetheart Of The Rodeo" でコテコテのカントリー化改造を施した挙句、Roger McGuinn とケンカして半年足らずでバッくれた Gram Parsons が、いっしょに脱退した Chris Hillman と結成したバンドとして知られています。特に1作目の "The Gilded Palace of Sin" はカントリーロックの名作とされていまして、一度は聴いてみるべきかなと思っていてところにコレがとってもお得な感じで目についたので購入した次第。
正直言って "Sweetheart Of The Rodeo" は The Byrds の全アルバム中最も聴かない作品だもんで、またタル〜いカントリーが延々と続くんじゃヤだなとか思いましたが、意外にもこっちの方がロック色が濃くてよかったです。
ただ・・・、一気に聴くには量が多すぎました。曲ごとの印象がかえって薄まってしまうし、飽きちゃうんですよね、もともと好きな分野ではないから。反省。カントリーには付き物のあのスティールギターの音にも結局なじめなかったしなぁ。
一番良かったのは The Rolling Stones のカバー "Wild Horses" 。これは本家より好き。