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開店休業の記

今日の本

土の文明

 「土の文明」(デイビット・モンゴメリー:著 片岡夏実:訳 築地書館)、読了。

 土壌劣化という、あまり気づかれにくい要因によって衰退へと向かっていってしまった世界各地の文明をたどる本です。怖いのはそれが単なる過去のお話ではなく、現在も進行していることだというところ。

 内容はおもしろいのですが、今ひとつピンとこないのは日本ではあまり土壌流出が問題になったことがないからでしょうか。日本は乾燥地帯でも熱帯でもないしな。岩ゴロゴロの放棄された農地とか見たことないし、牧畜はあまり盛んではないから過放牧もないだろうし。問題になっている地域もあるんでしょうか? あるなら知りたいんですが。