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開店休業の記

今日の音楽 − 神経質な猫たち、バンドを始める

1986-1987

 懐かしいのを棚から引っ張り出してみました。Nav Katze です。「1986-1987」、インディーズ時代の曲を集めた編集盤です。

 Nav Katze は80年代中盤から90年代にかけて活動していた女性ロックバンドです。ヒットには恵まれず、「知る人ぞ知る」という存在で終わった観はありますが、端正で独特な個性はもっと評価されていいと思います。

 時期によってかなり音楽性が異なる人たちなのですが、この頃はいかにも3人編成のロックバンドらしいすきまの多い音です。洋楽ロックの影響が濃い音に、安易に英語に流れない歌詞、インディーズ離れしたポップなメロディと、もとは少女合唱団かなんかにいて「みんなのうた」で歌ってたんじゃないか、っていう感じの抑制された歌声の組み合わせが魅力的。まだ駆け出しの頃とて、ちらほらシロートくさいところが顔を出してしまっているのも事実ですが、The Police みたいな(実際、当時、「女ポリス」と呼ばれていたらしい)疾走系のロックに、この行儀の良い日本語の女性ボーカルが乗っかるっていうのは、今聴いてもかっこいい。考えてみりゃ、もう25年も前の音なんだけど。

 実は、メンバーに学校の先輩がいたということは、内緒だ。