メニュー 蕭寥亭 検索

開店休業の記

今日のDVD

この自由な世界で

 久しぶりにDVD。今回はイギリス映画です。「この自由な世界で」、2007年の作品です。

 理不尽な形で人材派遣会社をクビになったシングルマザー・アンジー。経験を生かして、外国人労働者を斡旋する自分の人材派遣会社を立ち上げる。借金を返し、両親に預けた一人息子といつか一緒に暮らすために、アンジーは会社を成功させようと奔走するが・・・。

 かつて事務職として労務も担当し、今はかなりグレーな労働環境下のIT業界で末端プログラマとして働く身としては、他人事でもないよな、この内容は・・・。もちろん舞台はイギリスですが、外国人の流入とその不法労働、シングルマザーの置かれた立場などは、日本の現状とも相当重なる部分があって、観ながら時々ため息。

 お話は告発調ではなく、やるせなさとともに淡々と進みます。淡々と進みつつも、そこで行われていることをよくよく見ると、実は相当キツい・・・。

 現実感と説得力があります。取り上げている内容が内容だけに、観て楽しくなれるようなもンではありませんが、観る価値はある映画だと思います。