
The Band ですぜ。前作とともに名作とされる1969年のアルバム "The Band" です。
全曲、Robbie Robertson の作品となった(他のメンバーとの共作を含む)せいか、前作よりアルバムとしてのまとまりが出てきたような気がしますが、基本路線はいっしょ。男臭くて泥臭くて無骨で愛想なし。しかし、聴くほどにじわじわ沁みてくるような音楽です。やっぱり半月ぐらい聴いていないと良さがわかりにくいよなぁ・・・。
一言で安直に評すなら、激渋。しかし、この厚みのある音はなんなんだろうなぁ。音数が多いわけじゃないのに。歴史さえ感じるような音です。でも、当時のメンバー5人中4人がまだ20代・・・。なんてこったい。ジャケットの写真見ても、「嘘だろ」と言いたくなります(笑)。
万人向けではないことは確かですが、やはり並の作品ではありません。
続・Ronnie を道案内に - "Music From Big Pink"