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開店休業の記

今日の本

ワールドカップは誰のものか

 「ワールドカップは誰のものか」(後藤健生:著 文藝春秋)、読了。

 昨日はアジアカップ2011にサッカー日本代表が登場、1次リーグ初戦に臨みました。

 昨年のワールドカップ南アフリカ大会(幸か不幸か仕事が無くて自宅待機中だったので、日本代表の全試合を生で見られました・苦笑)、その後の親善試合で好成績を残していたので、けっこう楽しみにしていたのですが、しかし、思いっきり良くない時の日本代表を見せられることになってしまいました。

 前半、チャンスがありながら決まらず、何とな〜く無得点のまま試合が進んで前半終了間際、一瞬の隙を衝かれて失点。後半、必死こいて攻めるも引いた相手を崩せず(相手・ヨルダン代表のキーパーの好守もあったし)、日本代表の典型的な苦戦パターン。こら、負けるなと思いましたよ。ロスタイムに前線に上がったセンターバックのヘッドで同点(こういう展開も日本代表らしいですけど・・・)、ようやく引き分けに持ち込むという試合でした。負けなくてよかったわ。決勝トーナメントには進出してよね。

 前置きが長くなりましたが、たまたまサッカーに関する本を読んでいたところでそんなことがあったもので。

 世界最大のスポーツイベントといわれるサッカー・ワールドカップがどのような歴史を経て、どのように開催地が決定されるようになったか、という内容です。特に南アフリカで開催されることになった経緯に紙幅が割かれています。

 出たのが、ワールドカップ南アフリカ大会直前の昨年5月。正直、出た時読んでおけばよかったな、というものなんですが、でも、昨年末に2018年と2022年の開催地が前評判を覆してそれぞれロシアとカタールに決まるという意外な結果を踏まえて読むのもよいかと。

 政治との関係、主催団体であるFIFA内部の権力闘争、ワールドカップが開催されることの意義や開催国に与える影響等、興味深い話題が盛りだくさんの割に薄い本(200ページ弱)で、もうちょっと量を増やしてその分掘り下げて欲しかったところですが、それでも十分おもしろかったです。