Paul Brady です。彼のソロアルバムとしては最初のもの、1978年の "Welcome Here Kind Stranger" です。
この前聴いた "The Missing Liberty Tapes" も収録は1978年で、曲目もかなりダブっています。
この後、彼は自作主体に移行していき、アイルランドの伝承曲ばかりのこうしたアルバムは作らなくなってしまったそうです。
音はギター、マンドリン、ティンホイッスルを中心にアコースティック楽器ばかりの簡素なもの。おそらくは伝統的な演奏形態に近いのでは。
「基礎がしっかりしている」、そういう印象です。アイルランドの伝統音楽が好きな方は是非。
やっぱり "Paddy's Green Shamrock Shore" と "The Lakes Of Pontchartrain" が良いです。
今日の音楽 − "The Missing Liberty Tapes"