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開店休業の記

今日は情報処理技術者試験の合格発表がありました・3

平成22年度春期データベーススペシャリスト試験:成績照会

 結果は上のとおり。

 ・・・こっ、これは・・・! IPAのネット成績照会には、前回を超える驚愕がわたしを待っていました!

 午前Ⅰは免除で午前Ⅱはすでに公表されていた解答例による自己採点どおり合格基準到達、というのは前回のネットワークスペシャリストと同様なんですが、午後が壮絶。ご覧のとおり。最後まで悪あがきして、適当でも何でも答え書いといてよかったぁ〜。

 今回のデータベーススペシャリストは新制度2回目ということで、過去最高の合格率16.1%だった前回よりだいぶ厳しくなるだろうと予測していたのですが、実際はそれほど合格率は下がらず15.8%と、かなり受かりやすかったことが幸いしました。かつてのように合格率一ケタだったら確実にダメだったろうな、この成績じゃ。

 しかし、解答を約半分しか書けなかった午後Ⅰ(より正確に言うと選択2問のうち、問1はほぼ埋めたものの、問2は1つか2つしか答えを書いていないはず)が6割とれているのは、謎だ・・・。どういう配点なんだろ?

データベーススペシャリスト:参考書

 では、恒例の勉強に使った参考書をご紹介。

 「情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2010年度版」、翔泳社のです。使ったのは基本的にこれ1冊です。

 TCP/IP、無線LAN、IP電話にセキュリティとやたらに範囲が広くて基本的な知識を押さえるのに一苦労だったネットワークスペシャリストと比較すると、データベーススペシャリストは必須知識は格段に少ないので、ある程度データベースをいじった経験を持ち基礎がある人なら参考書はわかりやすいものが1冊あれば十分でしょう。

 その代わりデータベーススペシャリストは午後の出題が事例分析中心で、おまけに問題量が冗談のように多く、考えこんでしまうと時間が全然足りません。よっていかに手早くこなしていくかが鍵となり、効率良く解答できるようになるために過去問等で実際に手を動かしての反復訓練が重要だと思われます。わたしも以前の試験の時に比べればやった方ですが、それでもギリギリだし・・・。ネットワークスペシャリストよりもずっと試験対策の巧拙で明暗が分かれそうな試験でした。