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開店休業の記

今日の音楽 − 誰か使ってやってよ

Rabbit Songs

 これもアメリカのインターネットラジオで聴いて気に入ったグループの作品です。HEM 2002年のアルバムで "Rabbit Songs" です。このグループもこちらでは無名らしいようで日本語情報がほとんどなく、正体が今一つわかりません。

 で、ちょっと調べたところ、この作品がデビュー作だそうで、当時はボーカル(女性)一人にギター二人、ピアノ一人の4人編成でした(現在はメンバーが増えているようです)。大半の曲をピアノの人が書いています。

 音は全編アコースティック。メロディの感覚や伝承曲を演っているあたり、フォーク/カントリー系のような感じがするのですが、にしてはビオラ、オーボエ、クラリネットといった楽器が多用されているため、単純にそうとも言い切れない、しかしクラシックっぽいわけでもないと、地味に個性があります。ボーカルは清楚でちょっと物憂げで、かつフワッとした柔らかい声。穏やかで田園や山里を連想する音でありながらダサさはきっぱり排除した、実は細部まで気を使ってそうな仕上がりは都会(ニューヨーク)のグループだからでしょうか。

 良い作品です。日本人好みの音でもあると思うんですがねぇ・・・。ドラマや映画の挿入歌にでも使われれば(向いているし)きっと人気が出ると思うのですが。

 "Leave me here" が好きです。