近頃アメリカでは、フォーク・パンクという一派が頭をもたげてきているそうな。
フォーク・パンク! フォークにパンクなんていうと、わたしなぞはデビュー当初はハードコアパンクだったのに後期はやさぐれフォークバンド化していった The Replacements を思い出してしまいますが。う〜ん、ちょっと期待してしまうな。
そこでこの一派の曲をいくつか試聴してみて、一番趣味に合いそうなのを購入してみました。
それがこれ、The Gaslight Anthem の "The '59 Sound" です。2008年の作。
おおっ、なかなか威勢がいいじゃないですか! 渋めに熱血するボーカル、荒々しくも正攻法の音。己の抱える焦燥感や悲壮感を屈折することなくぶつけたという感じで、うむ、ロックらしいロックです。若手でこういうのは久々のような気がするな。アルバムタイトルにもなっている "The '59 Sound" が出色です。
ですが、やはりまだ2枚目、アルバムを通して聴くとやや大味で単調という印象も残ります。それはしょうがないところかな。これからのバンドという気がしますので。今後も注意しときましょう。とりあえず、今年出るという新作ではさて、いかに?
そう、それからわたしは彼らの音からパンクは感じましたが、フォークはあまり感じませんでした。フォーク・パンクというより、パンク風味の王道アメリカンロックという気がするのですが。