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開店休業の記

今日の音楽 − 良い意味での当て外れ

Yellow Moon

 前々回の今日の音楽で取り上げたニューオーリンズ音楽集 "Doctors, Professors, Kings and Queens: The Big Ol' Box of New Orleans" には、何組か特に気になる音楽家さんがいましたので、改めてそれぞれのCDを買って聴いてみることにしました。

 第一弾は有名どころで。1970年代から活動しているソウル/ファンク兄弟バンド、The Neville Brothers です。1989年の "Yellow Moon" でいってみました。

 ・・・しかし、"Doctors..." とはずいぶん感じが違うなぁ。あちらに収録されていたのはライブだったってこともあるでしょうけど。

 Sam Cooke の名曲 "A Change Is Gonna Come" からレゲエやラップ風に Bob Dylan のカバーまであるというバラエティに富んだ選曲でありながら、アルバム1枚がキッチリとまとまっている印象です。冬空のような緊張感と広がりを感じる音作りも、わたしが聴いたソウル/ファンク系の中では珍しい。ニューオーリンズ的ノリはしっかりと残しながら、あえて抑制された美を構築してみせたというか。同じ料理でもさじ加減、盛り付けかたで変わるモンですね。