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開店休業の記

Smith さんのメールから・2

 Smith さんとのメールのやり取りは続いています。

 インターネット販売に携わっている Smith さんは、アメリカの一大商戦期である11月の感謝祭からクリスマスにかけての期間、やはりとても忙しいのだそうで、毎日商品の配送に追われているとか。

 さて、先月オバマ大統領が来日しましたが、Smith さんはその時のあることがアメリカで大きな問題になったと伝えてくれました。

 それは、オバマ大統領が皇居を訪れた際、腰を深く曲げてお辞儀をしたことで、アメリカ国内では不適切だったと批判が起こり、大きく報道されているということでした(どうやら、アメリカ大統領として低姿勢に過ぎ、威厳を損なっているということが、批判派の言い分のようです)。

 Smith さんはこのことについての日本の反応を知りたがり、「日本の人たちが大統領を笑ってたって本当?」とわたしに質問してきました。(原文:"did the Japanese people really laugh at our President?" )

 これをお読みになっている方はほとんど日本人だと思われますから多分ご存知でしょうが、この件は日本では全く話題になっておらず、最初、わたしは何を訊かれているのかわかりませんでした・・・。

 とりあえず「日本では話題になっていないですよ」「はて、わたしたちの誰が彼を笑ったんだろう?」などと答えておきましたが、Smith さん曰く、「こちらの新聞はどれも日本の人たちが彼のお辞儀をおもしろがっていると書いていた」そうで・・・。ほとんどデマに近いような気がするんですが。

 図らずも日米の礼儀に関する意識の違い、報道と実態のズレについて考えさせられました。