
Marvin Gaye 1971年の代表作、"What's Going on"・・・、しかしね、こういう作品を前にしてわたしに何が言えるかというと・・・、ダメだ、無理。
ここで何度も書いているとおり、わたしはソウル・ブルースといった黒人音楽は苦手にしていまして、以前はほとんど聴きませんでした。そういう人間でも、これがそのへんのただのヒット作とは一線を画す水準のものだということは感じられます。ある種の洗練の極みかと。
ソウルを聴いたことがない人に「何を聴いたらいい?」と問われてアルバム1枚を選ばねばならないとしたら、わたしはこれを薦めるでしょうね。でも、これ聴いて気に入ってしまったら、むしろ「その次」は難しくなるだろうなぁ(笑)。