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開店休業の記

今日の音楽 − 怪しげ

Rains / Reins Of Change

 ジャケットの写真を見る限りは音楽関係の人というより西部劇の俳優みたいなんですが。彼、Marc Ellington さん。なんだか正体不明の人でありまして、経歴がよくわからない。風体からするとアメリカ人で、一般にはそう思われている(CDの解説にもアメリカ人と書いてありました)ようなんですが、スコットランドの出身だという説もあるらしい。このアルバムは1971年の作 "Rains / Reins Of Change" なんでございます。

 注目すべきは英国からは Fairport Convention 関係者、アメリカからは The Flying Burrito Brothers のメンバーが参加していること(若き日の Richard Thompson 翁もギター弾いてますぜ)。そのせいか、ごくまっとうなカントリー/フォーク系ロックのようでいて、英国とも米国ともなんともいえない味わいがあります。さりげなく、怪しげ。歌声は Ian Matthews を男臭くしたような(あっ、そういや、Ian Matthews もコーラスで参加してるんだっけ)。Elvis Presley のロックンロールをカバー( "Blue Suede Shoes" )するのがよく似合っているような声質だし、見た目があんな感じなのに、みょ〜に優しげに歌うんですよね、これが。ううむ、微妙に怪しげ。

 でも、作品としてはかなりの水準。の割に知名度、低いんですが、やはり怪しげなのが災いしたのか。