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開店休業の記

今日の音楽 − 出し惜しみにもほどがある

Live From New York City, 1967

 再び Simon & Garfunkel です。"Live From New York City, 1967" 、ライブアルバムです。題からもわかるとおり、1967年1月に彼らの地元・ニューヨークで行われたライブを収録したもの。しかし、発表されたのはそれから35年を経た2002年。いくらなんでも遅すぎ! もっと早く出してよ・・・。

 時期が3作目の "Parsley, Sage, Rosemary And Thyme" を出した後。選曲もそれまでの3枚のアルバム収録作が中心に、19曲。

 伴奏は Paul のギターのみ。彼らのデビューアルバム "Wednesday Morning, 3 AM" を思い出して、あの簡素な感じでその後のアルバムの曲も含めてライブ演奏したら、というのを想像してみてください。まさにそんな風です。すでにさまざまな音楽的な試みを行っていた時期ですので、これではちょっと寂しいなという感は免れないのですが、しかし二人の歌は見事です。下手なケチをつけるスキもない、と言ってもよろしい。Paul のギターもうまいわ。ギター1本と歌2人でこの水準のものが演れるというのを、むしろ評価するべきかもしれません。

 会場の雰囲気はロックのライブとは、だいぶ異なります。「ウオォーッ」なんていう歓声はほとんどなし。行儀の良さそうな拍手が、客層の違いを物語っているようです。