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開店休業の記

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キャッチ22

 「キャッチ22」、1971年のアメリカ映画です。原作はジョーゼフ・ヘラーの同名小説です。

 この映画には Simon & Garfunkel の Art Garfunkel が出演しています。主人公ではありませんが、けっこう重要な役回り。この撮影が長引いて音楽活動を休止せざるえなかったことが、Simon との関係に影を落とし、ひいては解散の一因になってしまったといわれていることはファンならご存知でしょう。

 さて、あらすじ。時は第2次世界大戦真っ最中、場所はイタリア戦線。アメリカ空軍爆撃隊所属の主人公・ヨッサリアン大尉は戦争にウンザリし、一刻も早い帰国を願っているが、指揮官はまたも責任出撃回数を引き上げた。作戦中の仲間の死に衝撃を受けていたヨッサリアンはもはや我慢がならず、気が狂ったことを装って出撃を回避しようと、友人の軍医に相談するが、それは不可能だと言われる。理由はキャッチ22・・・。

 わたしは原作(名作? 怪作?)を読んでいましたし、こういうバカバカしい笑いが大好きなので楽しかったですが、読んでいない人にとってはどうだろう? かなり展開が飛躍しているので理解しにくいのでは? まあ、原作もかなり無茶苦茶ですけど(でも好き)。

 見所としましては、第2次世界大戦時に本当に使われていた爆撃機を使った出撃シーン。迫力、あります。この撮影のために、映画会社は当時まだ飛行可能だったB25爆撃機を18機かき集めたそうです。すげぇ。演出のためか、かなり間隔を詰めて離陸していますが、危なくなかったのか?

 それから戦場でも利益を求めて会社を興してしまう、アメリカ人の企業家精神には脱帽です(笑)。さらに、利益のためとあらば敵との契約を忠実に守って自分の基地をも爆撃してしまうあたりには、自由競争・市場主義経済の神髄を見る思いです(再笑)。いや、ギャグですよ、ギャグ。