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開店休業の記

今日の音楽 − わたしはこっち

Quadrophenia

 この前、DVDで「さらば青春の光」を観たこともありまして、聴いてみました、The Who 1973年の大作・"Quadrophenia" です。CD2枚組。

 まず! ジャケットの写真が異様にかっちぇー!! モノクローム、スクーターにまたがった少年の後姿。クーッッッ! 2年前に聴いた "Who's Next" があまり気に入らなかったにもかかわらず、また The Who のアルバムを買う気になったのも、ひとえにこのため。

 "I Am The Sea" 〜 "Real Me" 〜 "Quadrophenia" と続く冒頭が見事! はっきり言って、大時代的な盛り上がり(コンセプト・アルバム、ロックオペラだもんね)ですが、しかし、でなきゃ出せない音であるともいえます。今じゃ無理だよ、これ。

 80分超という長丁場の作品ゆえ、中だるみを感じる曲もありますが、そこをあえて通しで聴こうという気にさせる作品です。一般に The Who の最高傑作といえば "Who's Next" と言われることが多いようですが、わたしは断然、こっちの方が好みだな。

 余計なことを付け足すなら、Keith Moon の激しくもせわしい、あまりにも目立ちたがり屋さんなドラムには開いた口がふさがりません(笑)。破天荒というか、天衣無縫というか、傍若無人というか。かつて Keith Richards に「ドラムの基礎もヘッタクレもなかった」と言われるだけのことはありますな。