メニュー 蕭寥亭 検索

開店休業の記

今日の音楽 − クラシック以前

Instruments Of The Middle Age And Renaissance

 古楽といわれる分野ですね、突然ですが。

 1976年にまだ30代で亡くなった英国の古楽演奏家・David Munrow の "Instruments Of The Middle Age And Renaissance" です。CD2枚組で1枚目が中世期、2枚目がルネッサンス期という構成になっています。古楽器を用いて再現された、いわゆるクラシックに先行する古い時代のヨーロッパの音楽というものです。

 何なのかよーわからんような楽器がたくさん登場します。ハーディ・ガーディやリュートとか名前ぐらいは聞いたことはあるけど、実際に音を聴いたのは・・・、っていうのも。Jew's Harp という楽器の音がアイヌのムックリにそっくりでびっくり。やはり同じ口琴という種類に属する楽器らしいのですが。

 後のクラシックと重なる要素は多いと思いますが、クラシックより良い意味で素朴で俗っぽくどれもとてもなじみやすい音楽です。古楽なんていうと堅苦しく威儀を正して聴かにゃならんのかとか思われそうですが、全然そんなことはありませんでしたし、期待に違わずおもしろい音が聴けました。

 余談ですが、以前に Richard Thompson 翁と組んで古楽のCDを出していた Philip Pickett は、かつて David Munrow の教えを受けていたそうです。