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開店休業の記

今日の音楽 − CD3点で三千円篇・上

18 Singles

 おおっ!? 凄まじくメジャーなバンドじゃないですか!! しかも、現役! U2 のシングルベストのCDとライブを収録したDVDの限定盤セット "18 Singles" です。

 ・・・え〜っ、正直に申し上げますと、わたしは特に U2 のファンではありません。じゃあ、なんでこういう熱心なファン向けと思しき限定盤なんぞを買ったかと申しますと、それは安・・・、もう言うまでもないか・・・。

 ここでちょくちょく言及している近所のCD屋さん、旧作国内盤CDの半額セールをよくやっているのですが、この前行った時は指定の旧作国内盤CD3点をまとめ買いすると一律三千円というのをやっていました。なら、対象作品の中でも定価の高いものを選択するのがスジというものでしょう。これの本来の価格は限定盤らしいお値段で3,500円。フッ、これ1点で元を取ってやったぜ。

 一応言っときますが、ベスト盤なら前からほしかったんですよ、U2 。決して値段だけで買ったわけでは・・・、ってまったく説得力がないよね・・・。

 CDに収録されているのは1987年の "The Joshua Tree" 以降の作品が大半で、しかもちょっと選曲に偏りがあります。活動全時期にわたるバランスのよいベスト盤が欲しいなら、他をあたった方が正解かも。で、わたしが良いなと思ったのは、本CD中最も古い時期に制作された "New Year's Day" と "Sunday Bloody Sunday" だったりして・・・。最初からこの2曲がお目当てだったんだけどさ。特に後者の生硬というかぎこちないとも感じるようなリズム・メロディを、あえてゴリ押しで前進させていく血気には、若いなと思いつつもついつられてしまうんですな。わたしも単細胞だし。

 意外に良かったのが Green Day と共演した "The Saints Are Coming" 。妙にアメリカっぽいうるさいロックになっているところがおもしろい。

 これを機会に U2 のアルバム全作を入手しよ・・・とか全然思いませんが、他の曲もさすがに水準は高いです。買って損はなかったです。

 DVDの方は2005年イタリアはミラノの公演10曲1時間弱を収録したもの。

 曲の表情が多彩なバンドとは言いがたいと思いますが、しかし彼らももうベテランだけに構成がよく練れており、メリハリがキチンとついたライブですね。

 アリーナのステージ近くのお客さんがこぞってかざしているのは何だろうと思ってよく見たら、携帯でした・・・(最初はペンライトか何かと思いました)。Bono の写真を撮ろうとしているんですね。21世紀のライブらしい光景とも言えますが、いいのか?

 ある曲で Bono が客席の女の子を一人ステージに上げて歌いながら踊る場面があったのですが、他の曲ではドラム叩きに専念する姿ばかりが映っていた Larry Mullen Jr.(渋い! メンバー4人の中で一番カッコよかった)が、この時ばかりは顔を上げて「アイツ、よくやるよ」とばかりに微苦笑を浮かべていたのが印象に残りました。