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開店休業の記

今日の音楽 − フツーになる前

Lifes Rich Pageant

 こやつらは80年代がよかったなぁ。そう、R.E.M. のことなんですが。

 90年前後あたりから大メジャーバンドに成長していったのですが、その前に R.E.M. はすでに5,6枚のアルバムを出していました。しかし、それらはインディペンデント・レーベルからの発売で、ギター・ロックがあまりウケなかった時代とあって本国アメリカの学生層には異常な人気を誇っていたものの一般的には「知る人ぞ知る」っていうのに近いバンドでした。でも、わたしはこの頃の方がずっと好きなんだよなぁ・・・。つーか、90年代以降の彼らにはほとんど興味がありまへん。

 というわけでたしか4枚目、86年のアルバム "Lifes Rich Pageant" です。

 特にひねりらしいひねりもない音でよくあるロックのようにも感じられるんだけど、よくよく聴くとさりげな〜く、変。ねじれているというか、いびつというか、表面的にはまともなんだけど裏では何かヤバいものが絶え間なく流れている気配があります。

 出だしからめいっぱい突っ走る "These Days" や "Just A Touch" あたりがそのゴツゴツした音の感触ともあいまってとっても気に入っているのですが、それが「爽快!!」という方向には行かず、闇夜をジグザグに疾駆する異形の者という印象を与えてしまうのが この頃の R.E.M. 。まあ、そこが良いのですが。