
これ、何で買ったんだっけ? 最近、ネットショップの割引につられて、目についたCDのまとめ買いを毎月のようにしているもので、聴くのが追いつかず、封も開けずに棚に置きっぱなしになっているCDが20枚前後・・・。という状態なので、これも買ったのはけっこう前。なぜ欲しくなって買う気になったのか、理由も忘れ果てております。しょうもな。
購入者に冷淡な扱いを受けつつも、そんなことはお構い無しに強力でありました、このアルバムは。
Sly & The Family Stone 1969年の "Stand!" 、黒人音楽はやや苦手としているわたしでも認めざるえない名盤です。ロック? ソウル? ファンク? そんなのどうでもいいや、ってなもんで、ひたすらこの怒涛の盛り上がりに身を任せるべきでしょう。
起床用にオススメの "Stand!" 、混沌とした "Don't Call Me Nigger, Whitey" 、セサミストリートに使われてそうな "Everday People" 、前向き度100%の "You Can Make It If You Try" と熱気と力のこもった作品が並ぶ中、極めつけはやはり "I Want To Take You Higher" 。
この闇雲に渦巻くエネルギーはいったい何? 音の奔流にさらわれて、どっか、とんでもないところに連れて行かれそうです、まさしく。かっちょえー。