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開店休業の記

今日の音楽 − わたしの耳はアテになる?

 Tom Petty & the Heartbreakers の1987年のアルバム "Let Me Up (I've Had Enough)" です。たしか発表のしばらく後に購入して、大いに気に入ったおぼえがあります。余計なことはせず真っ向勝負のアメリカン・ロックです。今聴いてもやはり良いな。彼らの作品は最初期の2枚かこの前後("Pack Up The Plantation: Live!" 〜 "Wildflowers")あたりが大好き。

 もっともこのアルバム、彼らにしてはあまり売れなかったそうでシングルヒットも出なかったせいか、現在でもなんか地味な扱いされてるような・・・。どうせ、地味趣味だよ、あたしゃ。だいたい Tom Petty って本国と日本で認知度・評価に凄まじい落差がある人だしね。プロモーション・ビデオで死体置場から美女の死体を盗み出す役やったら妙にハマってしまった、あのいかがわしさがいかんのだろうか。

 このアルバムで一番のお気に入りが "It'll All Work Out" 。近年、人気俳優 Orlando Bloom 主演の映画 "Elizabethtown" で使われたそうで(わたしは未見)、意外に聴いたことある人、多いかもしんないす。

 寂寥と望郷。彼らにしてはやや異色で、なんだか山里の夕暮れが脳裏に浮かぶ、そんな曲です。

 もろ、わたし好みなマンドリンの澄んだ響きとともに鳴る日本のお琴みたいな音がまたいい。「お琴みたいな音だな」と、当時から思っていたのですが(音楽雑誌にはダルシマーだと書いてあったような・・・)、実際あの音はお琴なんだと最近知りました! わたしの持っているCDのブックレットには使用楽器のことは何も触れていなかったもんでねぇ・・・、20年も経った今頃わかるなんて・・・。ギタリストの Mike Campbell が弾いているらしいのですが、いったいどこから調達したんだろ?