DVD「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム −アイリッシュ・ソウルを求めて−」での "Nothing But The Same Old Story" の演奏がすばらしかったので買いました。Paul Brady 1983年のアルバム "Hard Station" です。Paul Brady のアルバムを買うのは初めてで、どれにしたらよいか迷ったのですが、"Nothing But The Same Old Story" が収録されているというところでこれにしました。
期待大だったのですが、残念ながら購入する前にうっすらとあった悪い予感のほうが当たってしまいました。音がどうも80年代風なんですよ・・・。
明瞭でツルツルピカピカ、軽くて薄い。極端に言うとそんな感じなんですよね、80年代中盤主流の音って。十代から二十代にかけての頃なので、本来なら一番影響されていてもいいはずなんですが、わたしはあまり好きではありません。
Paul Brady の歌にはやはり説得力があるだけに、「余計でダサダサな装飾なんかいらん! じっくりシンプルに歌を聴かせてくれぇっ」と叫びたくなりました。このギター、このシンセ、・・・ああっ、もどかしい!
つうことでまた今度他の作品、買います。もっと後の時期のが良さそう。
今日のDVD - 「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」