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開店休業の記

今日の音楽 − 夏向きの若手はいかが?

Firecracker

 お暑うございます。クーラーのない部屋でこの文を書いています。夏真っ盛りの時期なんだから仕方ないとはいえ、こう連日暑いとちょっとシンドいっす。こんなときは涼しげな女性ボーカルでも。

 てな訳で、The Wailin' Jennys 2006年のアルバム "Firecracker" です。

 The Wailin' Jennys はカナダの女性3人組フォーク・グループで、2004年に最初のアルバム "40Days" を出しています。当時のメンバーは Ruth Moody 、Nicky Mehta と Cara Luft 。数年前、"40Days" の収録曲 "Arlington" をたまたまインターネットラジオで聴いて気に入ったので、アルバムも買って聴いてみたのですがこれが昨今の若手の中ではなかなかの出来。で、遅ればせながら2作目にあたるこのアルバムも聴いてみたという次第。そしてこれもまたなかなかでした。

 1作目を発表後、メンバー交代があったそうで、本作では Cara Luft の代わりに Annabelle Chvostek という陣容。そのせいもあるのか、1作目が良い意味でアマチュアっぽくも感じられるとてもまじめでまっとうな清涼フォーク/カントリーであったのに対し、本作は基本路線は継承しつつ、音はややロック寄りに、屈折や陰影を感じさせる変化をつけてきました。変化にも良い場合と悪い場合がありますが、彼女らについて言えば、順調な成長と評価していいと思います。

 ただ、本作発表後、またメンバー交代があり、Annabelle Chvostek が脱けて Heather Masse が加入したそうで、どうもグループとして不安定なところが気になりますが、なんとか続けていってほしいもの。今後も期待。