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開店休業の記

今日の音楽 − 再発見

gazer

 CDの整理をしていたら棚の奥から出てきました。吉田美奈子の「gazer」です。

 彼女はPINKの作品に何度か参加していて、わたしが彼女の存在を知ったのはそちらが最初です。その伸びやかで切れ味鋭い声に魅了されてこのアルバムを買ったのですが、その当時は都会的で先鋭な音色になじめず、数回聴いただけでしまいこんでそれっきりになっていました。聴くのは・・・、10ン年振り?

 ファンク? ジャズ? フュージョン? クールでハード、ゴリゴリきます。ふだん聴いている音楽とはかなり路線が違い、わたしにとってはやはり好みだとは言いがたいものです。でも・・・、う〜ん、聴きなおしてみるとこれはこれでカッコいいな。歳をとってから聴いた方が良さがわかる、というタイプの渋い音楽ではないんだけどな(苦笑)。もう20年近く前に発表された(1990年)アルバムなんですが、古さをまったく感じませんし、現在の日本で同じような傾向は持っていてもこれに拮抗しうるカッコよさを持った音楽がどれだけあるか、疑問です。

 しかし、そんなことより何より彼女の声ですね。歌がうまいってのはもちろんなんですが、こういう歌い方ができる人ってのはなかなかいないよな。変な形容ですが、楽器的な声です。とても素敵。

 他の作品も聴きたくなりました。