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開店休業の記

今日の本

エレクトリックな科学革命

 「エレクトリックな科学革命」(デイヴィッド・ボダニス:著 吉田三知世:訳 早川書房)、読了。

 現代文明を支える電気・電子の発見、研究、あるいは電気・電子を利用した技術開発について歴史物語風に紹介するポピュラー・サイエンス書。

 過去に著者の作品は他に1冊、「E=mc2」という相対性理論に登場する有名な方程式についての本を読んでいるのですが、それと同様に本書も科学技術そのものの解説より科学技術に係わった人々の姿を追うことに重点が置かれているのが特徴で、両書ともにとても読みやすいです。本編の後に付録として、登場人物のその後について書かれていることも両書に共通しています。なかなか、おもしろい。また、巻末に参考文献について20ページも紙幅を割いているのも目を引きますが、ただ書名を並べるだけでなく、それぞれの本についてちゃんと解説をつけているのには工夫を感じます。いくつか読みたくなったのがありました。良作。