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開店休業の記

今日の本

大型店とまちづくり

 「大型店とまちづくり」(矢作弘:著 岩波書店)、読了。

 最近、日本でも郊外を中心に各地で増えてきた大型店・大規模ショッピングセンターは地域社会にとって果たしてプラスなのか、マイナスなのか、普及に一歩先んじていたアメリカの事例を中心に紹介・考察しつつ、日本の状況にも言及するという内容。予想されるとおり、大型店に対して批判的な内容になっています。

 わたしの家から車で行ける範囲に3つほど大規模ショッピングセンターがありましてそれぞれにシネマ・コンプレックスが併設されていることからたまに映画を観る時に行くのですが、本書にもあるとおり、きれいで便利ですが、どこも造りがそっくりで没個性。近くにまた新しい別の施設ができたらすぐに客を取られそう。もっとも投資が回収できたら、とっとと撤退すればいいってことなんでしょうか。外部資本の系列型大型店が意外なくらい地域経済に貢献しない(むしろ負の影響が大きい場合もある)という指摘は、当たっているかどうかはともかくとしておぼえておきましょう。

 しかし、日本ではアメリカの圧力で大店法による規制が緩和されてきた、というのはわたしも記憶しているところなのですが、そのアメリカではむしろ規制強化への動きが活発になっているって・・・、そんなん、あり?