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開店休業の記

今日の映画

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

 姪にせがまれて「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観てきました。悪徳裁判官に妻子を奪われた理髪師の復讐譚。ミュージカル仕立てです。

 おもしろくない。ってことはなかったんですが、う〜ん、評価としては微妙なところです。

 話のつなぎにやや無理があるような気がしました。特に出だしが。ミュージカルという形式も今一つうまく機能していない感じです。もっともミュージカルでなかったら普通のホラーになってしまうしなぁ。

 グロテスクな描写がかなりあり(監督、ティム・バートンだし)、監督・主演が同じ組み合わせの「スリーピー・ホロウ」より多めです。そういうのが苦手なわたしにはつらいところ。R-15 指定は妥当なところでしょう。

 とまあ文句を並べましたが、見応えは十分にあります。ティム・バートンの特徴ある映像感覚は今回も健在。ホラーでグロテスクな場面でもどこか滑稽感が漂うのも独特ですね。音楽はホラー的というより王道ミュージカル的なものが多く、そのズレたところも味でしょうか。中でもヒロインへ向けられた歌が「ウェストサイド物語」の「マリア」っぽかったのがおかしかったです。ジョニー・デップの歌はまあまあ。

 向く人とそうでない人がはっきり分かれそうな映画です。