
おおっ、若手だ! 多分。インターネットラジオで聴いた曲が気に入って買いました、アメリカの男女二人組 The Weepies の2枚目のアルバム "Say I Am You" です。
もともと彼らはボストンやニューヨークで別々に活動していたシンガー・ソングライターで、それぞれソロでCDを出していたそうです。で、最初の出会いで意気投合してすぐにグループを組むことにしたのだとか。
気に入った曲というのは "Gotta Have You" 。CD買ってから聴いた曲では "Take It From Me" 。
シンガー・ソングライターらしいギター中心の暖かく柔らかい音、メロディなんだけど、対象とベタベタ密着しない距離のとり方が都会出身らしいです。歌も、叫ばず技巧的でもなく、散歩しながら口ずさんでいるような力みのなさに味わいがあります。
反面、「悪くないね」の一言で済まされそうな訴求力の弱さは感じますが、個人的にはとても好感を持っているので地道に活動を続けて良質な音楽を作っていってほしい。こういう音楽を求める人は多くはなくともいつの時代でも必ずいると思うし。
なお、彼らのサイトで上記2曲を含む彼らの作品いくつかがフルコーラス聴けますので、興味がある方は下のリンクからどうぞ。
The Weepies