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開店休業の記

今日の青空文庫

RUR――ロッサム世界ロボット製作所

 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」(カレル・チャペック:著 大久保ゆう:訳)、読了。

 X01HT をガシガシ活用すべく、青空文庫から作品をいくつかいただいて読んでいます。青空文庫に納められているのは著作権切れの作品が主体なので、どうしても執筆された時期の古いものばかりになってしまうのですが、考えようによってはこういう機会でもなければ手を出さないままになる古典・名作などを読むきっかけになるかもしれません。

 本作ももはや古典といっていいのかな?(1920年発表)現在では普通に使われるようになった「ロボット」という言葉の初出として知られる戯曲です。そういや戯曲読むのも初めてだな、わたし。戯曲もこういう機会がないとなかなか読む気にならない分野だし。

 「訳者あとがき」によりますと、『この作品で言われる「ロボット」とは、チェコ語の《robota(賦役)》を語源とした、代理労働者のことである。』だそうです。ふ〜む、勉強になりました。作品を読んでみると、ここでのロボットは特殊な化学物質から合成されているということになっており、鉄腕アトムやホンダのASIMOのような現代のロボットの金属製の機械っぽいイメージとは異なります。むしろDNA操作や人工臓器培養を連想するような存在です。意外。

 子どものころに読んだマンガ「人造人間キカイダー」とか、ちょっと思い出しちゃいました。たどれば元ネタはこれなんだろうなぁ。