わたしは現在情報処理関係の仕事に就いておりまして簡単なプログラムなぞ作っています。もともとはかなり畑の違う仕事をしていたもので、自分の力量についてはかなり不安を感じております。そこで何かの足しになるかなと思い、基本情報技術者という資格の試験を受けてきました。「基本」なので初級者向け、難易度としてはそれほどのものではないということですが、なにせ「基本」なので会社によっては持っていないとちょっと肩身が狭いこともあるという話も聞きますし。(上の写真は当日の試験会場の座席票。受験証明の代わりに持っていってよいということだったのでもらってきました。)
今日がその試験当日。運良く会場は隣の市の大学で、自転車で行けるとこでした。
余裕をもって家を出、その大学の最寄駅前のコンビニで昼飯を買っていこうと入るとレジは長蛇の列。見れば駅から受検者と思しき人々が続々と大学へと向かっていました。皆さん、日曜にお疲れ様ッス。
試験開始直前にはわたしが受けた試験場の教室(上の写真は校舎の入り口に張り出されていた試験場の割り振り)は座席のだいたい9割が埋まりました。出席率はよいようです。男女比は9:1ぐらいでした。女性の進出が目覚ましいといっても、やはりこの業界は男ばかりなのか。ああっ、わびしい。
試験は午前と午後の2部構成。午前は情報処理の一般常識的内容。午後は応用・実務的内容で、C、COBOL、Java、アセンブラの4種から言語を選択して回答するプログラムの問題も出ます(ちなみにわたしは職場の都合上、COBOLで受けました。「今時・・・」と言われるかもしれませんが・・・。)。
マークシート方式ですし、「基本」だけあって「歯が立たない」という感じはなかったですが、初めて受ける試験なのでどうにも勝手がつかめず、できたのかできなかったのか自分でも判然としませんでした。もっともCOBOLの問題はかなりやさしかったように思います。選択の中では楽な方だと言われているらしいですね。一番の不人気でもあるそうですが。午後の問題は解答を考えるより、問題を読解するのにずいぶん時間がかかったように思います。
試験内容以上に午前午後ともに2時間半、合計で5時間という試験時間はくたびれかかったオッさんには少々キツかったス。試験受けながらずっと「早くウチ、帰りてぇ〜」とか思っていました。この根性無しがぁ!
この試験、素早いことに試験の実施団体である情報処理技術者試験センターのサイトですでに解答が例示されています(下記リンク参照)。さっそく持ち帰った問題用紙にメモしておいた自分の解答から自己採点してみたのですが、意外にも好成績。午前は8割、午後はそれ以上にできているようでした。これなら合格するかも・・・。受験前は「たりぃから受けんの、よすか」とか考えたりしてた(・・・)のですが、ちゃんと受けに行ってよかった。
(上の写真は試験が終わって三々五々、駅に向かう受験者の方々)