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開店休業の記

今日の本

サバがトロより高くなる日

 「サバがトロより高くなる日」(井田徹治:著 講談社)、読了。

 漁業資源に迫る危機を訴えた本。話がサバやマグロに限られているわけではありません。

 つい先日、EUが欧州産ウナギの稚魚(シラス)の漁獲・輸出規制に乗り出すようだというニュースが新聞でも取り上げられ、世界のウナギの8割以上を食べているとされるにもかかわらずそのほとんどを輸入に頼っている(国内での養殖も元は海外からシラスを輸入して育てている)ため価格が高騰が懸念されていましたが、ウナギは急激な減少が進んでいると本書で警告されていた魚種の一つ(ちなみに本書は2005年8月発行)。とすると、他の魚種も・・・。怖いわ・・・。

 乱獲の危険が強調されているので、なら養殖でがんばればと思いきや、こちらも環境破壊等の問題があってと、なんだか、じゃあどうすりゃあいいの、って感じですが、ここは忍耐強く対応していかなければならないのでしょうな。ウナギもマグロも好きなんですが、今後は気楽に食べるのは難しくなりそうです、やれやれ。それでも永久に口に入らなくなるよりはマシだし。